ゆかりちゃんマンハウス

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最近に関する怒涛の6本立て-2023/12/05日記-

 もう12月!?と声に出して驚きたい気持ちがあるが、それは当たり前に多くの人が言っていることなので言いたくない。ちょうど一年前は多くのリアルをかなぐり捨てて現実逃避していた頃であり、めちゃくちゃ寒いのに大学とは逆の電車に乗って海を見に行ったりした日もあった。(その帰りに寄ったご当地ブックオフで『ナースウィッチ小麦ちゃん』のDVDBOXを2000円で買ったことも、忘れたいが克明に覚えている。)

 

 以前までの日記の書き方は「その日にあったことを怒りに任せて書くスタイル」であったが、半年も過ぎると同じ事に怒って、同じことを書いても仕方がないことに気付いたのでいまや継続できる気がしない。でも見返すと、自分で言うのもおかしいが割と面白かったりする。

 

 幸い、思ったことを常にメモしておく癖がついたのでそれについて掘り下げるスタイルを開拓してみる。少なくともただ日々を消化しているだけの人間よりは、無駄かもしれないが多くのことを考えている自信があるからだ。無駄かもしれないが。決して、ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」方式を模倣したわけではない。

 

 

【体内時計】

・最近、日没が早くなった。5時にはまぁ暗いこと。困るのは、なんとなくお腹が空いたなとか、眠たいなと思って時計を見ても「まだ5時か」と、逆草薙くん状態に陥ってしまうことである。まだ体内時計が冬仕様にアップデートできていない。暗くなっても活動時間は変わらないから、感覚がバグる。こんなことをしているのは生き物のなかで人間だけだろうが。私たちは生命の根源、システムには抗えないということに誠実になったらどうなんだ。「サマータイム」があるなら「ウィンタータイム」も導入しろ。5時には日が沈むから、活動は太陽が出ている間のみにすべきである。

・「まだ5時か」と思って、得した気分になるかと言われるとそうでもない。大前提、周りは暗いからなんとなく焦ってくる。大学から帰るころには真っ暗で極寒になっている。それを1時間かけて、徒歩で駅まで行かなくてはいけない。もうほぼ毎日、帰るのが嫌になっている。そいで、寒さも相まって22時には布団に入っている。カス日を量産するには、もってこいの季節である。

 

 

【渡る世間は味方だったかもしれない人ばかり】

・これは最近ふと気づいたことで、「知り合いになった人とそれ以上の距離を詰めることができない」あるいは、「どこまで踏み込んでいいのかがずっとわからないまま人付き合いをしている」ということ。踏み込めば心強い味方になっていたかもしれない人、敵かもと思っていたら実は味方だったかもしれない人のなんと多いこと。そのチャンスを棒に振るどころか、土俵に立たなかったことのなんと多いこと。

・初対面の人間との避けられないコミュニケーションにおいて、ジャブ程度に繰り出せる「自分晒し」みたいなものを持ち合わせていないので、こういうことが起こるのだろうなと予想はつく。予想がつくだけ。ほかの人は平気でやってるかもしれないそのジャブの「自分晒し」は、私にとってはゲージ消費の大技なのである。効かなかったとき自分に返ってくるダメージ込みで、リスク管理をしているから。一生出せないか、死ぬまでに5本の指で数え切れれば万々歳という仲になった奴にだけ、擦り続けている。

・自分で書いておいて、まぁ小物なこと。いや、自分でも嫌だよ、この性格が。あまりにも損をしてしまうから嫌で仕方ない。でも何回「いくぞ」と意気込んでもやっぱ無理っす。

・対人コミュニケーションにおいて唯一の成功体験が、中高生の頃に「下ネタで友人の輪を広げた」という一点。それだけで生きてきた。これはどう考えても、20を過ぎたらジャブにはできない。かといって、「いや~留年してまして……」と自虐するのは、「ハナからそういう奴だ」と、許されようとしているみたいでダサい(と思われそう)。人に話せるほど自信のある何かをしているわけではない上に、にわかと思われたくないからそもそもそういう話は自分からできないし、相手が自分より知識に乏しかったら急に冷めてしまう。非常にめんどくさい人間である。

・これ以上は吐露に見せかけた露出オナニーになるので書かないが、とにかく、味方だったかもしれない人の存在が「もったいない」、そう感じる。

 

 

【飲酒しなくてもいいかもマジで】

・ほとんどお酒を飲まなくなった。数か月前から、まったく飲む気が起きないのである。理由は分からないが、とにかくお酒などというものを、なぜ飲んでいたのかが分からない。

・先日、炭酸が飲みたかったので普通のチューハイを開けたら1本がめちゃくちゃ多く感じた。飲めなくなっていた。しかも寝ている間、風邪でも引いたかと思うぐらい気持ち悪い。アルコールが、最悪ドリンクに成り下がった。それだけ。

 

 

【普通電車】

・最近、通学中にラジオを聴く都合で帰宅時に快速ではなく普通電車に乗って、少しでも長くラジオを聴くことが多い。また、妙にイラつく日には「快速に乗るべき私がここに座って、本来開いていた席をなくしてやろう」という魂胆で普通電車に乗ることもある。そういう気持ちで電車に乗っている人が、他にもいたとすればなんか嫌である。

・普通電車は大抵、横一列にシートがある。そこに座っていき、満席になれば通路に立っていく。このとき、自分が座っていれば、目の前に人が立っている構図になる。……よく考えると、股間が顔面に近すぎる。ジジイなら気持ち悪いし、女性なら申し訳なくなってくる。あるいは、なんか「こうしちゃいられねぇや!」と思えてくる。だって目の前にズボン。そのズボンの奥にはパンツ。パンツの奥には性器があるんですよ。目の前によ!?普通に考えてダメでしょ。恐ろしい。

・こういう状況に限らず、「目のやり場に困る」シチュエーションはよくある。スマホが普及していなかった時代、我々はどうして対処していたかをもはや、思い出せない。それも怖い。

 

 

【成田裕輔】

・ほんとうに先日まで、メガネの左右が丸と四角になっている人こと成田裕輔のことを、「なりたひろあき」と読んでいた。絶対に「ひろあき」とは読まない漢字であることに一切気付かずに、勘違いをし続けていたことに驚く。ひろゆきと混同した可能性が高いのだが、気付くまでは1mmの疑いも持たず「なりたひろあき」と読んでいた。印象や先入観で読み間違えてしまうことは生きていればたびたびあると思う。書いていて、ジョジョ1部の波紋の師匠「トンペティ」を「トペンティ」と勘違いしていたことを思い出した。

・成田裕輔の話題で個人的にめちゃくちゃウケたのが、養老孟司との対談動画である。

youtu.be

・長尺の動画だが、冒頭だけでも見ていただきたい。昆虫について語る養老孟司にタジタジする姿がめちゃくちゃ面白い。本の中身について、自分の土俵に立たせようとする成田裕輔にお構いなしで煙たがっているようにみえる養老孟司。成功者にみえるエリートですら太刀打ちできない状況にはカタルシスすら感じる。

 

 

【衝撃を受けた下ネタソング】

・私は、下ネタが何よりも好きである。特にパイパンという「言葉」が好きなのは羞恥の事実だろう。勘違いしないでほしいのは、パイパンという「行為・現象」自体は特段好きでもなんでもないということである。そこまで難しい話ではないと思うのだが。

・そして、歌、もとい歌詞も好きである。そこらへんの人よりは多少音楽をよく聴いている気がする。音楽的知識は全くない。よく歌詞に衝撃を受けることが多い。

・つまり、下ネタ×歌=私の好きなもののベストマッチという数式が完成するわけで、最近、特に衝撃を受けた下ネタソングがあるので書き残しておこうと思う。アーティスト単位ではまだ勉強中なので、曲単位での文章にする。

 

・『金玉ババア』-ツチヤチカら

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・名古屋の伝説的バンド6eyesのボーカル、ツチヤチカら氏のソロ活動の楽曲である。私が知ったきっかけは呂布カルマとラップバトルへの出場動画であり、呂布カルマのレーベル「Jet city people」に所属しているという繋がりから出場したらしい。

・コンセプトに「金玉」を押し出しており、ほぼすべての楽曲が金玉についての歌なことが特徴。作曲はiPhoneガレージバンドのみというのも驚く。名古屋弁での「語り」にとてつもない中毒性があり、iTunesストアでアルバムも買った。

 

※注 できれば先に聴いてから続きを読んでください。

 

 

 

・『金玉ババア』はアルバムの中で私が最も好きな曲であり、主に金玉ババアの恐ろしさが語られる。中でも2バース目の「仮におみゃーが友達連れてきて金玉ババアを引きはがしたとしても、今度は金玉ジジイが来るんだて」「金玉ジジイみて立っとるだけやけど、金玉ジジイの金玉はおみぁ麻薬みてぇな効果がある」という歌詞の支離滅裂さに、初見でめちゃくちゃ笑った。

・金玉ババアと金玉ジジイに捕まると最終的に養子にされてしまうという話までが、いわゆる「怖い話」として語られる。最後の最後に「これで本人が幸せならまぁええけどよ」と突き放す、なんだったんだよじゃあ!とツッコミを入れてしまいたくなる終わり方も果てしなく面白い。

 

 

『in もじゃもじゃ』-巨乳まんだら王国

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・本当にさっき知ったばかりなのでまったく詳しくないのだが、生粋の下ネタバンドであることは確実にわかる。

・陰毛が濃すぎる女性のことを歌った曲なのだが、それは置いておいてもお釣りがくるくらい、サウンドがカッコよすぎる。これはすごいバンドを知ってしまったぞというソワソワした気持ちを久しぶりに感じた。

・ほかに『ちん毛』というドもド直球な曲や、『オナニー見つかれ!』という聴く前から既に面白い歌もある。とてつもないパワーを感じる。