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【風呂】【電車】【恐怖体験】-2023/10/26日記-

10月26日

【風呂】

 学期が始まってから、朝にお風呂に入るようになってしまった。お風呂に入るのが本当に嫌いなので、前日の夜に入れない。最近は睡眠時間を確保しなければまともに翌日を過ごせないことに気付いた(というか、毎日気絶と表現しても差し支えないレベルで8~9時間も寝ている。)ので、なおさら入浴前に寝てしまう。

 「不潔なままでは外に出られない」という焦燥感で毎朝起きるため、寝坊や遅刻をしなくなった。とはいえ、やはり後回しにする癖が直っていないから、こうなっていることは分かる。良くない。なまじこれで「間に合う」と、自覚せずとも学習していることも質が悪い。それに、気絶するように寝るので寝る前にオシッコをしない。そのせいで膀胱の不快感で目が覚めることもよくあるし、ションベンを公共の場で漏らしてしまう夢を見ることもたまにある。オシッコは朝のお風呂場でする。

 とにかくこの季節はよく疲れる。夏はメンタルがやられると書き、秋はどうだと聞きゃ疲れている。みんなどうなの?みんなもそうなの?って関係ねぇだろ?!地理的・環境的に日本は過酷なのかもしれないと言い聞かせて、基礎体力がたりない自分を直視するのを避ける。

 ここで言いたいのは、最近自分の「ハード面」を、自分で知らされることが多いということであり。8時間は寝ないと翌日がしんどいことや、やっぱり昔と変わらず走るのが遅いこと、かわりに無限に散歩できることとか。もう少しかかる予感がするけども、完全にコントロールできる日が来るんじゃないかという期待がある。

 

【電車】

 木曜日は6時台の電車に乗らないといけない。早いしもう寒い季節になってしまって最悪である。4人がけの席にいつも座る。今日は窓側に詰めて座った。降りる駅まで50分ぐらいあるので本を読む。途中で隣に人が座る。その女性が、ウトウトして私の肩に何度も頭をぶつけてきた。ぶつけるたびにその人も気付いて元に戻るのだが、しばらく経つとまたこっちの左肩に頭が乗ってくる。40分以上である。気になりすぎる。気になりすぎるが、どうしようもできないのでどうもしない。40分以上。女性であることは分かるんだけど、何歳ぐらいでどんな顔なのかを確認するのはさすがにできない。目の端で見えるのは、トムブラウンのロン毛みたいな髪質と田舎くさい上着と弁当が入ったカバンである。オバチャンだろうな、きっと疲れてるんだろうなと勝手に決めつけるその最中にも、3回はぶつかってくる。たまに数分、完全に私の肩に顔面を預ける。すぐにまたまっすぐになる。オバチャンだろうがそうでなかろうが、女性が肩によりかかるという現象自体、経験がなさすぎるので膝の上に置いてるカバンの下で珍棒が勃起してしまった。これで本当にオバチャンだったら自害するしかない。もし、恋人と手を握るなんてことがあったら確実に我慢汁でパンツをダメにしてしまうであろう。

 よくあるのだ。目の端でだけ、足元だけ捉えて、隣に座っている人が「背が高いなぁ」「きっとカッコイイ女の人なんだろうなぁ」と思ってたら、その人が電車から降りるときに見ると古田新太寸前みてぇな頬の垂れ方したオバハンのことが。

 あまりにも何回も激突しては反動で戻っていくので、かえって肩に寄りかかられている方がマシである。だから「気にしてないので大丈夫ですよ」って言ってあげようかと少し思ったが、それは松潤以外がやったら通報されてしまう行為である。こんなときどうすればいいのかと、戦争をなくす方法を私たちは知らない────

 ひょっとするとウトウトはフェイクで、他人に頭をぶつけるのが趣味の前世がパキケファロサウルスの女の可能性まで考え始める。あるいは本当に凶悪なのは女版のソフト痴漢。あらゆる可能性が考えられるので、なにもできないのが完全で唯一の正解なのだけれども、そういうとき、声をかける人とかいるのかということが疑問で仕方がなくなった。例えばこれ立場が男女で逆だったら、容易にキショさが想像できるのも冷静に考えれば不思議である。電車を降りるときに見たらオバチャンではなく、大学生っぽかった。謝れ。

 

 

【恐怖体験】

 前に、去年まで大学で同級生だった奴から食事に誘われたということを書いた。行ってきた。そいつは某学会の出身で、現役時代からたびたび私を勧誘してくる奴であった。(↓前記事)

1カ月ぶりの更新なので調子がわかりませんという散文たち - ゆかりちゃんマンハウス

 今回はさすがに私が留年していることを気にかけてくれているのかと思い、お互いの近況などを話して終わるだろうなと踏んで向かったのだが最終的にはやはり信心うんぬんを説きはじめやがった。「やがった」というのは私の主観であるが、「あぁまたか」と割とガッカリしてしまった。それと同時に、「なぜそこまで心酔できるのか?」と疑問も抱いた。脳みそをいじくられてるんじゃないか?と少し思うぐらい、曇りなき眼で活動などを話してくるからだ。罪悪感とかはないのか?正直いわせてもらうと、恐怖。加えて、説くことで私がそちらになびくと思われていたらかなり癪である。こっちも伊達に自意識を磨いてねぇぜ。

 決してそいつが所属していることや活動・内容を信じていることを批判しているわけではないことはここで書かなければいけない。(ただ、私が宗教自体を全般バカにしていることも同時に書かなくてはいけない。)何を信じるかなど個人の自由であることは言うまでもないし、いくらバカにしていても本人を前にして批判するのは人間の所業ではないことぐらいは心得ている。ごく単純に、不思議でたまらない。宗教の話ではなく、アンタ自身の話を聞かせてくれよと思うし。でももう一体化してるんだろうなと思うと宗教のことを話すのは自分のことを話していることになるのだろうか。なんなのだろうあれは。何も信じていない私には到底理解できないし、理解してはいけない気さえする。友達なくすぞというのは余計なお世話かもしれないが、保険の営業みてぇなことして信者増やして幸せになるんかいなとは心底思う。そもそも信心や教義は普遍的なことを言っている部分もあり、そこを引っ張ってきて自分の生き方に落とし込むぐらいでいいのではないのか?組織に時間とお金を吸い取られるシステム自体に胡散臭さを感じる。

 最後にどうしても1つだけ書いておきたいことがある。会話中に「学会ではどれだけ地位が高い人でも選挙の手伝いなどをしなければいけない」と聞いたときに「吉本のルミネのシステムかよ!」と鮮やかにツッコんだ私のファインプレーを真面目という名の虚空に追いやり、話を続けやがったことだけは本当に許せない。面白いだろうが。