ゆかりちゃんマンハウス

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-聖地爆誕-2023/04/13日記

2023/04/13

 朝。まだ木曜。もう6時半。どうやって高校時代まで、この時間に毎日起きて夕方5時頃まで学校に行けてたかマジでわからんくなる。

 

 だから大学生はクズになる。私も例に漏れず、そう。留年してるからクズ検定的にはかなりのやり手だと自負している。


 …自分で自分を弁護しゃうと、私、「早生まれ」なんですよ。ぶちこまれるクラスから見たら「遅生まれ」だっつーの。要するにほぼ丸一年、遅れて成長してるってわけ。だから留年して然るべきだったかも。


 真面目に考えると、精神成長はかなり遅いと思う。未だにこの世をそこまで肯定的に捉えられてないのを抜きにしても、思想思考の面で同年代の人間に「置いてかれてる感覚」がめちゃくちゃある。


 なんで働けるんだお前ら。まだ私は労働は幻想だと思ってるぞ。3割ぐらい。

 

 10時ぐらいまで食べ物が喉を通らない感覚、わかります?だからコーヒーだけ飲んで、電車に乗る。発車の時間を勘違いしてて普通に乗り遅れた。昔ならこの時点で中継地点の駅周辺、通称「City」に行く決意をしてただろうけど、それはいけないという「超理性」が働いたから遅刻してでも向かうことにした。

 

 コーヒーだけ飲んで家を飛び出ると、厄介なことがある。便意が移動中にやってくることだ。今めちゃくちゃウンチがしたい。Cityにも辿り着けず、途中下車して駅のトイレに行った。ウンチは間に合った。

 

 朝の駅のトイレ、よく殺し合いが起きないなと感心する。恐らく「偶然起きてないだけ」。

 空いていないトイレを前に、強烈な便意はそのまま「殺意」へ昇華する。この世を呪う。それを私は知っている。だから、一瞬で出た。脱糞タイムアタック世界ランク20位には入っているだろうスピードで出たら、待ってる人がいた。感謝してや。げに、げに感謝してや。


 二度と会うことのないであろう他人への思いやりほどローコストなものはない。気持ちええ。関係を考慮しだすとそれは打算を含むようになっちゃうからね。

 

 Cityで乗り継ぐ。向かいのホームには海外ツアー日本の旅の道中であろう外国人団体がいた。その中に、てっぺんが禿げたハルク・ホーガンみたいな髪型とヒゲのカッコいい爺さんがいて何か分からないけど感動で泣きそうになった。なんで?

 

 禿げてんのにロン毛なことを至ってマイスタイルとして歩いていったジジイに感情が揺さぶられたのか。

 

 似合うとか別にして、ロン毛にしたいとは常々思っているのだが、これはみうらじゅんが好きだからっていうのが一つある。

 

 余談も余談だが、「リスペクトしているものトップ3」はみうらじゅん・ハンギョドン・白蛇のナーガなんだよね。

 

 ただ、パーマのかかった毛じゃないのでこのままセンターで分けてロン毛にしても、みうらじゅんにはならない。かわりに、黒夢の人時になる確信がある。それも好きだけども。バンドマンじゃないからなぁ…ロン毛なのに楽譜が読めないのはどの角度から切り取っても恥ずかしいだろ。髪の毛で尖るわけにはいかない。結局のところ「恥の感覚」っていうのは四六時中へばりついてくる。

 

 かなり遅刻するかと思ったが、10分で済んだ。良かった〜。


 教室に入る前に隣の授業の座席表が目に入って気付いたんだけど、私が入学した時の学籍番号が丁度、ケタの変わり目直前だった。私の一個下の学年から新しいケタが始まってるってわけ。


 これが意味するのはつまり、留年してる奴だけ番号頭のケタが違うから一瞬ならぬ「一刹那」見ただけで留年した奴の存在を認識してしまえるということだ。
クソクソクソクソクソ!!1999年生まれの人もこんな気持ちなん?ええ!??知らんけども!!!

 

 授業では教授が「隣同士で相談したりしてる人はいいですねぇ〜、そういう能力がいちばん大事ですからねぇ」とかほざいて、新入生を安心させてやがる。

 

 フレッシュな1年生向けの授業を留年生の私が取ってるもんだから、アウェーもアウェー。これは完全に自分のせいなんだけれど、正論では人は動かないよ?


 こっちの気持ち考えたことありますか?どうせ私は、いちばん大事なものが欠けた人間ですよーだ。集団に身を寄せて安心しきってる夜明けの吐瀉物どもがよ。一人だったら調子にも乗らないしうるさくもしないくせに。一人で騒いでる奴も問題だが。

 

 次の授業は昼からなので、課題をやった。無性に、無心にやろうと身体が動いてくれる。30分ぐらいで余裕やろと思っていたが普通に1時間かかった。また一つ、自分を知れたが同時に、情けなくなった。もうちょっとやれると思ってたから。

 

 お昼ごはんは大学からめちゃくちゃ歩いて河川敷まで来た。大学生にぼっち食事シーンを見られたら愛するか、自害するしかない女聖闘士なので先日はトイレで食べたが、この河川敷、かなりアリ。


 目の前の川がくせ〜が、トイレと野外は大違いで。やっぱ頭上が広いと気持ちもマシになる。誰も来ないしかなり安心する。雨じゃなかったら今度からここを-聖地-とし、ここでお弁当食べようかな。もし先駆者がいて、シオニズム運動してきたらそいつと友達になれるかもしれない。

 

 昼からの授業は映像を見るだけだった。大学の座席って自然と、

右後ろが「キッショイ陽男ゾーン」
中央が「2軍キショ陽女ゾーン」

左が「そいつらに入れずはみ出したウンカスゾーン」
前方は言うまでもなく「孤独牙突ゾーン」になるのに名前は付かないのか。

 初回だから出席は取りませんという発言の直後、後ろの奴らがコソッと(帰っていいですか)と喋ってはしゃぐ。マジで死んでくれ。帰れよ。昔の私は半期出席ほぼゼロやぞ。そのぐらい突き抜けてから空気を振動させろバカが。

 

 ちなみにこの授業、教授がクリムゾンかJUJUしか被ってないようなツバの広さの帽子を被っててかなり面白かった。

 

 昼間歩いてるときに見つけた看板。

私はこのユーモアを持ってくるおめーが嫌いだよ。
 いや、これほんとに犬が書いた可能性もあるからそうだったらごめん。犬。お前すげぇユーモアの持ち主だよ。