ゆかりちゃんマンハウス

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-必要悪としての殺意- 2023/04/12日記

2023/04/12

 

 目覚ましは常に6時半にかかるが、今日は夕方4時に大学に着けばいい日だ。だから10時に起きた。というより10時まで気絶してた。常に睡眠引越センター。


 まぁ4時到着とはいえ、通学時間的には2時に家出なきゃいけないんだけどね。クソかよ。これが行けなくなった(✕。正確には行かなくなった)理由の1つで、中継地点にデカい駅(私はここをCityと呼んでいる)があって、誘惑されちゃうんだよね。

 大前提に「大学が怖い」があるから、精神も肉体も抗えない。今はなぜかパタリと誘惑すらされなくなったけれども。

 

 今日は午前中は空いてるわけだから、昼にサイゼに行った。ランチのハンバーグを頼んだんだけど、本来卵があるべき場所にはほうれん草。

あぁ。価格高騰の余波かと察したと同時に、あの外食チェーン最強のサイゼですら削らざるを得なかったのかと、ある種の「敗北感」があった。


 サイゼに行くときは、自分であって自分でない。サイゼのハンバーグマスターでおなじみの自作キャラ「みゆきちゃん」になって、ハンバーグを食べている。

https://twitter.com/miyuki_KRMBR?t=FZcgXeqzI-bEHnPY52dk3g&s=09

 これが私の「アナザースカイ」なのだが、これは数ヶ月前、腐ってた時期にやり始めた。もしかしたらバズると思って。ネット舐め過ぎか。

 以来、サイゼはハンバーグを食べたい時に行く場所と化した。ちなみに未だにフォロワーは一桁。

 

……やる意味ってあるのかな。

 

 そうこうしてるうちに大学へ向かう時間に。今日は超(スーパー)雨。半年前なら確実に行くのをやめてたが、今の私は行く以外の選択肢はとれない。

 

 大学に着いた矢先に、茶髪にパーマにピアスに柄シャツ、止めにワイヤレスイヤホンの「嫌いな(怖い)男子大学生の役満」がいて本当に嫌な気持ちになった。バックナンバーでエモ泣きする彼女に乱暴してないか心配になった。

 

 授業は凪のごとく終わった。ふと、1コマの為だけに来てこのまま帰ったら「元がとれてない」気持ちになったのでパソコン室で卒論に向けた文献リストを作った。

 すごない?この思考と行動は永らく忘れていたが、ほんとに今年はやれそうな気がしてきた。


 留年生だからか数ヶ月ログインしてないからか知らないけど、wordが2回ぐらい急に閲覧モードになって操作できなくなった。怖かった。

 

 ひたすらポチポチしてたら18時半を過ぎていた。流石に帰る。時計って見たら帰りたくなるよね。


 外に出る。さむっっっ!!!!聞いていません。こんなに寒くなるなんて。孤独だわ寒いわですごく嫌な気持ちになりながらバス停に向かっていたら、100m先に見えるバスが行ってしまった。

 

……。どうやら、「1日の中で嫌な気持ちになる量保存の法則」が働いてるみたいだ。例え1コマ、昼からでも、同じ量、1日に嫌なことがある。

 

 仕方ないから次の、次の、次のバス停と歩いていく。歩いた程度ではバス代に変化はないけれど、待つのはめちゃくちゃ嫌いだからこうするしかない。そういえばアバッキオは行列に並ぶの嫌いって漫画にあったな。ブチャラティは豆が嫌いって書いてた気がする。

 

 帰りの電車でこれを書いてるんだけど、スマホいじってTwitter眺めてるよりはこうやって憎しみを増幅させる方がまだマシかなと思う。


 今の孤独な状況は確かにいやなんだけど、一方で今の「殺意」にも似たこの感情が、大学と私を繋ぎ止めてくれているような気がする。


 友達ができたらそれこそ、また大学から距離が空いていくような気がする。明確な理由は分からないけど、そんな気がしてたまらない。

 

 これは腐っていた半年前に気付いたことなんだけど、どうやら私は私を取り巻く人間関係、一般にいう「縁」を「呪縛」と捉えている節があるみたいで。


 例えば付いたプロップスがあるとして、それを知られた人の前ではヘマが出来なくなる。かといって喰らいつくガッツもないから、自分の能力や性格を知られれば知られるほど関係がしんどくなる。というか正確には怖くなる。そして何もできなくなる(✕。正確には何もしなくなる)。

 

 ひとりだと劣等感と羞恥心に苛まれるわ、関係が出来ると重圧になるわでかなり社会に向いてない。めちゃくちゃエネルギーを使うから常に眠たい可能性ない?これ。

 

 まぁ気付いたからといって、この捉え方は一生変わらないと思うし、悪いとも思っていない。ただ、これが「やりにくさ」なのは自明の理。だから憎しみに変換して、変換して、「殺意」で乗り越えたい。今のところは。