ゆかりちゃんマンハウス

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2023年12月&2024年1月の星座占い♡=年の瀬ウルトラ大放出特別編=(見幸・クランベル)

 12月ですね。死ぬまでに私たちはあと何回、「今年はクソ寒い、ヤバイ。」と言い続ければ気が済むのだろうか。ボジョレヌーボーじゃねぇんだわ。あなどりがたき皆様。-クソ濁り小便の午前-こと見幸です。

 

 

【占い師】見幸・クランベル(クリスマスガチャ☆☆☆☆☆)

地母神。母(と思しき人物)の教育方針により、森高千里の『ストレス』を子守唄にすくすく育つ。3歳のころ、近所の公園のお気に入りの遊具が撤去されたことに腹を立て、市へ猛抗議の電話をしたことをきっかけに言語(という概念そのもの)を獲得する。最終的に「危ないならしゃーないわ」と発し、人間の可能性にあてられた職員を退職へ追い込んだという。

中学生のころ、事あるごとに「お前イップスやな。」と、覚えたての言葉をさも当然のごとく連発していた恐ろしき過去あり。当然ながら成長期にはガングリオンにもなった。

2014年のお正月に家族で初詣に行った際に元クラスメイトがカップルで来ているのを見かけ、「家族で出かけてるのを見られたくない見られたくない……」と思っていると運よく天狗に攫われ、1年間の記憶を失う。そのため、いまだ「笑っていいとも」がグランドフィナーレを迎えたことを知らず、いいとも青年隊に応募し続けている。

18歳の誕生日前日の夜、「チャンスを掴みあぐねるアグネス・チャン、掴みアグネス・チャンス」という有史が始まって以来のギャグを思いついてしまい、自分の笑い声で起床。すぐさまツイートするが1つの反応も貰えず、「神の子」ではなかったと自覚したその日以来、通勤時間帯の駅のトイレを無用に占拠しスマホをいじる悪党専門のスイーパーと化す。当初ターゲットであった占い師「パモチョ・弱冷車」により占いの才能を開花させられ、現在に至る。

主な著書に『日めくりカレンダーは3週間かそこそこでめくらなくなる奴が購買層である』『激辛料理が流行してから人の心が狭くなった』『明石家さんまと枯れ木の見分けがつかなくなってきた』がある。

 

 最近勘違いされることが増えておりますが当内容は「12種類の攻撃」ではなく、れっきとした占いでございます。それでは早速、11位から。

 

 

 

【11位】

・11位はうお座の貴方。

・ちっちゃい頃、わたくしはサンタクロースを本気で信じていた。だからサンタからのプレゼントはあるのに、親からのプレゼントがないことに疑問を感じていた。一度だけ、サンタからも親からもプレゼントをもらった年があった。相当な出費だったことに気づき、罪悪感に苛まれるには数年の時間を要した。そういうことを思い出す月。

・少し考えてみると、親も親で、サンタをやっているのは(あ!ごめんなさい。サンタを信じている方もいますのに。でもサンタは親の場合が殆どです。最近の子はネタバレしてる方が安心するって聞きました。よかれ。)同調圧力に近いエネルギーによるものなんじゃねーかっていう気がしてくる。例えばサンタをやらない場合、クラスでわが子が「お前んちサンタこねーのな。」と言われたら可哀想だとか、そういう懸念があるかもしれない。積極的な動機ではなく、波風が立たないようにしゃーなしで、消極的にサンタが誕生してるとしたらそれはある種、悲しきモンスターである。プラレールってスゲー高いのに、人格が変わったかのようにある日突然遊ばなくなる。

・年甲斐もなく4年生までサンタの存在を信じていたわたくしは、手紙に「チャレンジ4年生をなくしてください」と書いた。チャレンジ4年生をするのが本当に嫌だったことを、親には言えないからサンタにどうにかしてもらおうとした。同じことである。親はどう思ったのだろうか。もし自分が親になったら、同じことを子供はするだろうか?そのとき、どんな顔をすればいいのだろうか?サンタを「与えるもの」ではなく、「叶えるもの」に拡大解釈していた幼さ。そういうことまで思い出す月。こういうノスタルジーに浸って、未来から目を背けて2024年に行けなくなってしまえ。

 

≪開運!見幸のお言葉≫

P.S.これまでも、そしてこれからも。

 

 

【10位】

・10位はおうし座の貴方。

・「名前」って、結構意味不明だと思いませんか。多くの場合、己がこの世に生を受ける前から周到に用意されている。自我が芽生える前から、用意されている。親族の一方的な「願い」を込められ、そう呼ばれる。己の知らない所で決まったその名前が、己を表す記号になって一生を過ごす。変である。

・戦国時代とかだったら、役職が変わるたび・年齢を迎えるたびに名前が変わるのが普通であった。まぁそれもそれで、命名のときには意外と自分の意志はあまり介入しないのかもしれないけれど。

・でも名前は「与えられる」のが普通だよなぁ。名前って、移植手術みたいなものかもしれない。そう考えると名前負けとか、キラキラネームに拒絶反応が出るのは当然だ。名前が心身に追い付いていないから起こる。そして、馴染むのに時間がかかるのも理解できる。と同時に、じゃあ名前って本質的に「自己嫌悪」の対象ではないよなという問題も、別で出てくる。命名されたものだから。

・たまにキャラクターやアーティストから名前をとるクソみたいな親もいる。どうなってほしいんだよ。その場合、「願い」は後出しだろ。ペットじゃねぇんだわ、人の子は。神経を疑う。もし「銀時くん」とかいたら、親の顔みなくてもどういう奴か分かっちまうわ。

・「こうあって欲しい」みたいな願いを込めるのは結構だが、それと同時にそうあるように育てる義務も生じるような気もする。そして多くの親がそうしているだろう。そうであってくれ。自我が発露しだしてから、後出しでしっくりくる名前を考える家庭がある可能性も、自己決定や権利という言葉に毎晩ヒーヒー泣かされてよがってるヨーロッパのどこかにはあるかもしれない。

・決して名前を自分で決めさせろという訳ではないが、そういう日があってもいいかもねという気はしてくる。そしてそういう日というのは、飲食店が混んでいるタイミングくらいである。

 

≪開運!見幸のお言葉≫

 

 

 

【9位】

・9位はいて座の貴方。

・「AIに奪われる職業」の中に、皆様が見落としているものがありますのでお伝えしてから年を越したいと、そう思います。

・あのリストの1つに「宝くじの販売員」って、書いてあるんです。リアリティがおぞましいでしょう。私も見つけたとき、びっくりしてついメモしてしまいました。Discordに。偉い人が選出したであろう中にあっていいリアリティではない。世俗すぎる。真剣に議論したのかと思うと余計に面白い。

・一回、真剣に想像してみてください、AIに仕事を奪われた宝くじ販売員のオバチャンのことを。申し訳ないけどめちゃくちゃ笑けてくる。かつての職場のそばで、拳を固く、硬く握りしめて肝を嘗めている「元」宝くじ販売員のオバチャン。

・それだけじゃない。AIが宝くじを売りさばいてるのも想像してください。絶対にぶっ壊されるでしょ。ヤニで歯が真っ黄色になったテリー・ボガードみたいな恰好のジジイに。

・だから、絶対にAIには奪われないです。宝くじの販売員は。オバチャンは安心してくれ。そのまま売りさばいてくれ。その職務を長くしていれば、偶然そこでデカイ賞が出ることもあるだろう。それを「ご利益」に脳内変換してくれるオメデタイ奴らを愛せるのは、AIではない。人間である。そして、そのバカが3000円で買った夢を、残酷なまでの300円に変換し続けてくれ。それをする義務が、オバチャンにはあるのだから。

・わたくしが何を言いたいのか。情報を操りたいのか操られたいのかどっちなん?テメェはってハナシ!……いやちょっと違うかも。

 

≪開運!見幸のお言葉≫

元金以上の収益をありもしないと表現したほうがマシな「夢」にのせて売り飛ばす、宝くじを考えた奴は確実に悪魔である。

 

 

 

【8位】

・8位はさそり座の貴方。

・高校1年生の頃はもう7、8年前になる。たまに、放課後だか休み時間だかにクラスメイトと話していたときのことを思い出す。彼女は高校1年生など、ただ中学から陰毛が少しばかり伸び、ちとばかり性器が黒ずんできたただけというのに、やけにわかったふうに「一番長い距離まで行けた奴が優勝のレースがあったとして、バカはすぐに猛ダッシュをする。チャリンコに乗る人もいるかもしれない。本当に賢いのは、スタートダッシュが遅れても自動車免許を取得して最終的にぶっちぎる奴だ」と、どっかで聞いたことのある、使い古された努力論を語ってきた。「なんかの本に書いてた」と付け加えて。

・明らかに聞き覚えがあった。それは、寝る前にYouTubeで偶然見た、DJ社長が言っていた内容そのものだったからだ。もしかするとそれすら受け売りで、本当にどっかの本にオリジナルがあるのかもしれないが、そんなことはまぁないだろう。

・当時の私は今よりも「他人を落とさない」という意識が欠如していたので、何も考えずに「それ、YouTubeで誰かも言ってたの見たことある!」と言ってしまった。彼女の内心は穏やかではなかっただろうということ・本当に取るべき行動は、それが嘘の感情であったとしても、「感嘆」であったということに最近になって気付き、後悔している。そういうことを寝る前に思い出すと体が熱くなって、いっこうに眠れなくなる。

・人生というのは、全て【クイズ 正解は7年後】の上での出来事なのかもしれない。

 

≪開運!見幸のお言葉≫



 

【7位】

・7位はやぎ座の貴方。

・12月から憂鬱な人は憂鬱なのが「親戚の集まり」。わたくしもお嬢様ですので、まぁそれなり気が気でない。特に、わたくしより数十倍インテリジェンスのあるいとこが、わたくしをどう思っているかが気になって仕方がない。家族ぐるみでわたくしのことをバカだとか落ちこぼれだとか、お荷物だとか思ってるんじゃないかと思うと、リビングでくつろぐことなど夢のまた夢。果ては気が狂って、新年は芸能人格付けチェックで目隠しした伊東四朗にムラムラしてくる始末である。

 

……すみません。ウケ欲しさにありもしないボケを書いてしまいました。正直だけ。正直だけでやらせていただいています。お詫びと言ってはなんですが、年の瀬ですので、まだ7位ですが大放出させていただきます。

 

今、内面虚無の粘土をこねくり回し、徒に時を用いているのがこの女~~~

 

 

こんアナル~

どうも。ゆかりちゃんマンハウス所属、芸歴2年目の見幸と申します。

 

 

突拍子もなくやって構わないということで、今からフリップ芸をやります。

 

 

 

 

あっ

 

 

 

先に申しておきたいのですが、わたくしまだ20代前半でございますので。背景に惑わされないでください。

……いやマジで。

 

 

じゃあいきます。恥とマスはかき捨てよといいますので。

 

ペラッ

 

 

え~これは……エドモンド本棚」です。

 

いや隙間から本が滑り落ちちゃってんじゃねーか!!!

 

 

 

次いきます。

ペラッ

 

「優しさにつけ込む」ですね……。

 

「優しさ」って物質として存在したんだ……そういう意味じゃないのに……。

 

 

次。

 

 

ペラッ

 

 

これは「ゼンギョドン」……です。

 

……じゃあただの魚なのに「ドン」の自意識は失わなかったんかい。

 

 

失わなかったんかい!!

 

 

次いきます。

 

 

ペラッ

 

これは「JKスタイルズ」AJスタイルズじゃなくて。

 

……こうやってグローブあわせて「JK」って書いてるJKいないでしょ。

 

いないでしょ!!

 

はやく次にいきたい。

 

ペラッ

 

 

あっ!

 

「Pornhubのブラックホールだ……

 

次いきます。

 

 

……まだ皆さんペンが動いてるみたいなんでもうちょっとだけ待ちます。

 

これが「Pornhubのブラックホールですからね。

 

……もう大丈夫そうなので次いきます。

 

 

ペラッ

 

 

これは「布袋保母泰」ですね。

 

いやベビベビベイビベイビベイビベイビベイベーって言ってるけど……

 

言ってるけど!!

 

次いきます。しかも保母なんて言い方もうしないのに……。

 

 

ペラッ

赤ちゃんが7人……?なんでしょうね……?

 

赤ちゃん……赤ん坊……ベイビー……

 

 

ベイビー……!?

 

 

その通り。これは「1スリル」ですね。

 

『スリル』で「ベビべビベイビベイビベイビベイビベイベー」、7回言ってるんで。12個で1ダースと全く同じです。

 

さっきの続きでした。こいつだけだろそんな数え方してるの……。

 

次で最後です。お前がめちゃくちゃスクロールしたの知ってるからな。

 

 

ペラッ

 

 

えーこれはオーラがすごいぞ 現在”敵”だぞ」ですね。

 

……。

 

……子供向け番組を安易にネタにする、そういう大人にだけはならないようにと生きてきたはずが、このザマである。どうもありがとうございました。

 

 

 

≪開運!見幸のお言葉≫

 

 

 

【6位】

・6位はふたご座の貴方。

・今月はあまり新しいことに挑戦しないほうがいいです。買い替えとかも少なくとも今月ではない。来月でもないかもしれないが、少なくとも今月ではない。絶対に。

・唯一、その結構黒ずんでるお風呂マットは買い替えたほうがいい。絶対いい。でもまさか無印良品とかいっちゃわないよね?珪藻土マットにしようなんて思って……!?

・最悪です。家中を真っ白かパルプ色にしてミニマル気取ろうなんて最悪です。正直、わたくしは貴方に失望しています。

・それともなにか?「文字をなくす活動家」か?もしやテメぇ。

・余白がなくなった分、さぞわたくしなんかよりも有益にお過ごしでいらっしゃるんでしょうねって、そういうことを言うほどにまで堕ちたか?そのように映るか?わたくしは。

・両の目には無駄が映ってれば映ってるほど、そのコントラストで輝いて見えるでしょうよ、無印良品が。本来、そういう使い方をするお店なの。わかる?ショーケースのおもちゃを家の、見知った棚に飾ったらなんか味気なくなるのと同じなの。一部だけ模倣しても、その輝きはすぐに生活感の闇に飲み込まれる。テメぇん家を無印良品にしてどうすんだって。君よ、無地の商品に騙されることなかれ。

・「効率」や「答え」や、あぁ!「意味」がそんなに欲しいか。下で口を開けて待ってるだけでござんすか。しかして、自分で自分を定義できるほど強い人間など、そうそういないのである。だからわたくしたちは、納得したい。納得したい、それのみなのである。

 

≪開運!見幸のお言葉≫

 

 

 

【5位】

・5位はてんびん座の貴方。

・ワカメ酒って、パイパンでもワカメ酒って言っていいんですか?

 

≪開運!見幸のお言葉≫



 

【4位】

・4位はおとめ座の貴方。

・仕事運・・・★★☆☆

→『苦しいなら逃げてもいいんだよ』系のツイートは嘘です。彼らはその選択に責任を負わないくせに口だけは開きやがるのです。言葉を求めているフリをして現状維持に汗を流している愚衆に対して、キリストにでもなった気で甘い言葉でもって救おうと躍起になっているだけです。そいつを勘違わせてしまった責任の一端は、お前にもあるかも。

・健康運・・・★★☆☆

鉄板焼きの皿にうっかり当たって「ウワチ!!!」ってなる予感。というか、なってくれ。

・恋愛運・・・★★☆☆

→忘年会のカラオケでH Jungle with Tの『war war tonight~時には起こせよムーヴメント~』を、最後の松ちゃんの「浜田と会うたのは、あれ……小学校の時……~」の語りまで歌うと恋愛運急上昇。

・小便運・・・★★★☆

→子供の頃は注意されてもやめられなかった立ちションももうしなくなって数十年。久しぶりに立ちションをしたら、びっくりするぐらい便器からションベンが飛び散ることを再発見する予感。

 

≪開運!見幸のお言葉≫

 

 

 

【3位】

・3位はかに座の貴方。

・仕事運・・・★★★★

→上司に怒られるが、それは理不尽ではなく己の不出来によるものだから受け容れるしかなく、そうしなければ人間的成長を遂げられない予感。

・健康運・・・★☆☆☆

→起き抜けにオナニーをしてから寒空の中駅まで向かうとき、キンタマがびっくりするぐらい引き締まって痛い予感。

・恋愛運・・・☆☆☆☆

→そもそも恋愛感情が湧くほど他者との関わりがない。まして、異性に何か感じたとしてもそれはエロいかどうかだけなので、やはり恋愛感情は湧くことがない。枯れた温泉からは臭いガスしか出ない。それが今月のお前。

・共感・・・★★★★

YouTubeニコニコ動画で再生リストに入れていたお気に入りの動画が削除されてたときに、いったいなんの動画だったのか分からなくなりモヤモヤする。

 

≪開運!見幸のお言葉≫



【2位】

・2位はおひつじ座の貴方。

・疲れてきた、「疲れてきた」という言葉が脳から出力されてしまっているのが正直なところ。疲れたというか飽きたというか、なんかこう……どれだけ絞ってもしごいてももう出ない、ただただ激痛が走るだけの嬢手コキ3発目。BBQをバーベキューと呼ぶのは仮の姿、本当は「敏感(B)ビーチク(B)スク(Q)ワッド」だったんだ。

・そもそもこの「星座占い」というフォーマットへのアプローチの仕方が最初から間違ってたのかもなって、いったい誰がこれを読んで、その上でその目の細かい網をくぐり抜けて笑っているのかって。そういう認めたくない現実に限りなく近いなにかが、でも自分は主戦場で現に大金星を挙げているはず、本部はどうなってるんだと、ただわたくしは祖国を思いながら脇腹に空いた傷から流れる血でこの文字を打っている。恨みつらみ妬み嫉み僻みの5つのストーンをガントレットに填めてアベンジャーズに立ちはだかる、それが使命だと思っていた。

・そう思って息巻いたが、これは全部自分の中から出た言葉群。他人を刺すフリをして、その実自分にも刺さっている。とめどない自慰行為と自傷行為の混交浴であり、そんなことを月に1回、しかも12個のトピックを用意するなんてそんな体力は元来、持ち合わせていなかったようにさえ今は思う。

・せめて「占い」というフォーマットは崩さずに「言い当てられ」に身を委ねたいバカへのイライラをしたためるのかと思ってみてたら、ハナから脱線していた。ただ12個、思っていることを束ねただけの、誰も幸せにしない呪言(←これで”じゅごん”なの、ジュゴンへの風評被害だろ)でしかなかった。気付いたら、「そうなっていた」。だからどうしようもない。

 

……潮時かもな、もう。

 

≪開運!見幸のお言葉≫



 

【1位】

・1位はみずがめ座の貴方。

・あなたは今月のキングオブフォーチュン。何もアドバイスはございませんが、たった一つだけお伝えしたいことがあります。



 

【12位】

・12位はしし座の貴方。

……MBTI診断しただろお前。

・なんでも名前がつけば気が済むようになっちまったかよ。面と向かって自分のことをカテゴライズされたり、断言されたりするのはひどく嫌うくせに、ポチポチ押して統計上出たというだけの結果には文句を言うどころか思いを馳せちゃうんだ。

・決して「こころの性感マッサージ」ではないから。あれは「こころの足つぼマッサージ」だから。それを分かったうえでご利用ください。偉人と同タイプだっていうのは、どれくらい己にバフをかけるっていうのだ。○○タイプですと出てきて、長所だけを拾っていくだろ、どうせテメぇは。逃れられぬ「痛み」に身をよじって、よじったとしても避けられなくて、でも以前よりはほんの少しだけ健康になれたような気がする。気がするだけ。「痛み」を知覚することしか、救われる道がない。

・だのに本来薄々感じ始めているであろう己の弱さみたいな部分を直視するのを避けるために使いたい奴らの間で流行してるんじゃないかとしか思えない、正直。これはわたくしの偏見なのだけれども。そういう弱さが「美しさ」として許される年齢の奴に順当にウケてるのなら全然かまわないが、20越えてその結果を支えにして、飢えを凌いでるのはいかがなものかと思う。精神的貧者であり、精神的乞食と言っても何ら差し支えない。

・自分自身のことについてすら、そういう蜜の部分だけ舐め始めたら人間として終わっていくような気がしている。わたくしには、その恐怖がある。

・あと百歩譲って偉人と同じタイプということに思いを馳せるのは勝手だが、同格と勘違うなよ。お前がエジソンなわけないだろ。お前が野口英世なわけないだろ。夢見せるのも、見させられるのも大概にしてくれ。頼むわ。テメぇが理想と現実の狭間で揺れている間にも、現実は動き続けてっから。待ってるわ、先で━━━━(まばゆい閃光に消えていったその後ろ姿は、脆くもしぶとい印象で、醜くも気高き印象で、そして決して他人のように思えなかった)。

 

 

 

それではまた来年お会いしましょう♡