ゆかりちゃんマンハウス

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思ったことを言葉にしてもいい関係、ありがとうございます伝 -2023/08/26日記-

08/26

 

 すごい久しぶりに日記を書く。夏休みは学校もない上に暑すぎて外出もしないので、書くことがないことにもっと早く気付くべきだった。絵日記も結局4日分ぐらいしか書かなかった。ほんとうにくだらない、ツイートの集合体みたいな文章だったら毎日書けるかもしれない。X(旧Twitter)になったのでツイートではなく「ポスト」でした。

 

 半ば習慣化していた日記も、外的要因である学校や現実に起きるイベントがなければたやすくやる気を失ってしまう。いま日記を15日ぶりに書いているのは、高校時代の友人と出かけたからである。

 

 大阪の日本橋にいってきた。撮ったのはこの写真一枚だけである。大阪には訪れるたび、人間の密集度や汚さからくる憎しみと同時にサイバーパンク手前みたいな雑居さに圧倒される。テレビでみたことあるグリコの看板の隣の電光掲示板には、明治安田生命のCMもとい小田和正が爆音で流れていた。田舎出身なもので、全てが異質に映る。室外機とダクトと私。この空間だけ3メートルぐらいある人間を想定して建てられたのかと思うぐらい、看板の自己主張が強い。本物のかに道楽は大して野獣先輩には似ていなかったし、もっと高い場所に設置されていると思っていた。実際に足を運ぶことで分かることは多い。感覚は、脳に蓄えた情報を強固なものにしてくれる。口にすれば表現になり、それは身体運動である。歩くのも当然そう。身体を通して気付くことと本や映像で知った気になるのは違うということである。早い話が、いろんなところに行くのは大事だなと思った。

 

 道頓堀付近やオタロードと呼ばれるあのへんを歩きながら、目に映ったものを指さして、思ったことをボソボソと話す。今日は一人ではない。ありがたい時間-極-である。思ったことを思ったまま言って、反応してくれる人間がいることの素晴らしさたるや。

 

 アニメイトまんだらけ等に入っては、気になるものを見て回るだけで時間が経つ。休日だったせいで、めちゃくちゃ人が多かった。じっと1か所に留まっていると流れを阻んでしまうので、全部は見きれなかった。BLの同人誌のコーナーの熱量が凄かった。戦国BASARAでは伊達政宗片倉小十郎が人気らしい。ロボの本多忠勝に掘られる徳川家康の本は、無かった。これは常々思っていることであるが、同人誌を完成させるという行為の「熱量」あるいは「情動」には圧倒される。客観視が強ければ到底不可能だからである。キャラあるいは作品への愛の結晶だからである。絶対に信じてるだろう、そう思う。彼らは彼らを。子連れで入店した人間のその後の人生を大きく左右しかねないのはどうかと思うが。

 

 あと、これは差別的発言ではなくアニメイトはすえたニオイで充満していた。フロアで男性向け・女性向けが分けられているうちの男性が多い場所で特に。大前提の問題として、やけに空調がぬるかった気がする。発汗を助長してどうするんだ。恐らく我々も同様のスメルを発していただろうけれど。風呂は入っていると思う。オタクは風呂に入っていない、風呂に入れと言う奴は相手をなんだと思ってるんだ。風呂は入るだろうが。恐らく。彼らの体臭の原因は豚骨ラーメンが主食であるためだと私は考察する。ガリでもデブでも、オタクはなぜあんなに豚骨ラーメンを食べるのか。あんなに臭いラーメンを好んでいるなら体臭に反映されていてもおかしくない。過去にラーメン屋を舞台にした日常系アニメでもありましたか?

 

 一番大きいのはタオルとかで汗を拭かないとか、ちっさなエチケットだと思う。社会において、無頓着さは罪だということであろう。

 

 

 レトロゲームを取り扱っている店の周辺の客引きがすごかった。女性がコスプレをして、オタク達を「その気」にさせようとしているように映った。違ったらごめんなさい、双方に。友人と一緒だったので会話しながら、半ば無視する形でスル―できたが一人だったらこんなところ通れたものではない。普通に美人なのもせこい。女性にはただ、こちらから観測しているだけでいいからこちらに来ないで欲しいという思いが強い。宇宙人あるいは獰猛な生命体に感じる。

 

 メイド喫茶もすごく多かった。ここで感じたのは例えば、「ノリ」だとか「経験」だとかほざいて、数人で入店する悪いオタクの相手もしなくてはいけないんだろうなぁということである。冷やかしで入るのは完全に失礼だと思うので、少しでもこういうことを考えてしまう私はやはり入店しない方がいいのだろう。加えて、ほんとに店員を好きになったらどうするんだ。サービス業であり、業務内容がそうなのだから仕方ないのだが、作為の好意を「作為」と割り切れるかどうかはこっち次第だろうが。調味料をかけてもらっただけの相手に好意を抱くのかと、文章にすれば極めて滑稽であるが、目前で行われるであろうことはそれ以上であろう。責任をとれよな。てか、なぜ、いつからオムライスと相場が決まったのだろうか。「オムライス」の気恥ずかしさったらありゃしないよな。語感といい、絶妙な幼さといい。1位。恥ずかしい食べ物ランキングの。「好きな食べ物は?」と聞かれても、大人ならオムライスとは絶対に言わない。いや、言えないだろう。羞恥プレイに転じる可能性すら。

 

 また、文化的価値を有しているためか外国人観光客がやけに大行列を作っていたのが驚きだった。西のアキバとは確かにこのことか。行ったことないけど。

 

 

 

 最後に買ったものを載せておきます。

 

1.菜々子解体診書 課程の医学

菜々子解体診書の資料集。まさか実物を売っているとは思わなかったのですぐに財布を開いた。500円。雑誌掲載用の書き下ろしイラストやキャラデザの山下敏成氏のインタビューが載っていてとても良かった。

 

2.アニメディア

スレイヤーズTRY放送時の、表紙になっているものを買った。付録のシールがちゃんとついていたのに500円とかだった。

 

3.攻略本たち

・「ターゲットインサイト」は小学生の頃に「これは神ゲーだ」と思っていたら、のちに世間的にはクソゲー認定されていた悲しき思い出があるので購入した。

ブシドーブレードも、よく兄弟で対戦していた。竹林のステージの竹を伐採したり、砂で目潰しできたりしたと思う。巫女のキャラを「ゴキブリオバチャン」と呼んでいたのを覚えている。騎士道ソードが一番好きだった。攻略本はバックボーンの記述が多く、かなり読みごたえがあった。

 

 

もっと散財してしまうと思っていたが、そんなにだった。感覚的には博物館のような気分で中古ショップ等を見て回れた。もっと人間的にマシになれば、メイド喫茶等対人イベントに挑戦してもいいかもしれないと一瞬思ったが、それまでに寿命が来てしまうのではないだろうか。

 

 おわり。