私が最も好きなアニメ──────それが『菜々子解体診書』。
いきなりオタクのグッズ自慢になってしまい申し訳ありません。noteからこちらに移ったのも、菜々子解体診書の情報をネット上に残すためというのが半分の理由です。まずはこの作品について。
天才外科医でマッドサイエンティストの拝狂児と、見習い看護婦の七千種菜々子の2人が繰り広げるアニメオリジナルのドタバタ美少女ラブコメディ。OVAは全部で6巻発売された。
出典:アニメ総合データベース「アニメ大全」(https://animedb.jp/)
(↑画像がガビガビなのはどうにかならないんですかね......)
この作品は1999年7月~2000年4月までに発売されたOVAです。(詳しく言えば映像作品以前に雑誌企画やラジオドラマ等が存在している「メディアミックス作品」になります。)
ここら辺の細かいことについては、私が生まれるより前の作品のため確信を持って言及できないのですが、持っている情報の中で書いていきます。
当時作られたであろう公式サイトも残っています。
↓↓↓↓公式サイト↓↓↓↓
ネット配信されていない上に、見るには当時のDVD/LDを中古で購入する以外の手段が存在しないという、非常にハードルの高い作品になっています。余談ですが、『菜々子解体診書』が発売された1999年というのはVHSとLDに加えてDVDが普及しだした時期でした。そのため、本作は当時までのアニメ作品には珍しく(VHS・LD・DVD)の3形体で映像化された作品だったりします。(のちLDは息をしなくなるので、記録媒体の過渡期だったんだなということぐらいしか私には分かりかねないのですが...)
また、OVA作品という立場上知名度も高いとは言えないのが現実です。(とはいえ当時はそれなりに前評判があったことが雑誌等からは伺えます。)私もネット上で情報収集するのに不便さを感じていましたので、今後「菜々子解体診書」が億が一、Blu-ray化とかされて再び陽のもとに現れる時のための場所にしていく予定です。
ここから本題、より詳しく『菜々子解体診書』について説明していきます。
この時点で「この作品が気になった」という稀有な方がいた時のために先に言っておきますが、中身(お話)で評価するタイプのアニメではありません。
これは極めて普通の感想であり、良くも悪くも言おうとしていない表現だということだけ理解していただきたいです。では何で評価するタイプのアニメなのか。
ロケットおっぱいです。
逆さまになったからといってこれは一般的には「無い」でしょう。
もっと分かりやすい画像も置いておきます。
これがOVA作品の「強み」。
より客観性を高めるためにも、『菜々子解体診書』を見た海外のアニメファンのレビューを見てみましょう。ちなみに、海外でのタイトルは『Amazing Nurse Nanako』です。
(以下本文から一部を翻訳、引用したもの)
女性のプロポーションはばかげています。
胸は、女性の胸からぶら下がっている小さなパパイヤに似ているように描かれており、ばかげた針のように細いウエストラインがこれをさらに強調しています.
上映時間の大部分は、ナナコの胸があらゆる方向に跳ねるのに費やされており、私はそれが非常に厄介であると感じました.
「ばかげたプロポーション」とまで表現されておりもはや悪口なのでは?という書き方ですがまぁ間違ってはいません。菜々子(主人公)の乳揺れに主眼が置かれた作品だとは私も思います。加えて、引用はしませんがざっくり言うと「お粗末なお話」といったニュアンスの文章が続いています。
ひとつだけはっきり言っておきたいのは、エロアニメではなく「健康スケベアニメ」だということです。スケベなのであって、決してエロくはない。裏を返せば、エロ目的で見た人も落胆すると思います。私がそうでした。
(過去に書いた、私が菜々子解体診書を知るきっかけを記した記事です。某おもしろ記事主催の杯に応募した際のものですので、気を付けて閲覧ください。自分ではもう見返したくないです。)
とはいえ、この作品を「シナリオ」「エロ」だけで評価するのはもったいないと、少なくとも私は思っています。理由ははっきりしないのですが、好きなんですよね。